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2008.03.03 Mumble導入
みなさんこんにちは。
ねむねこのアイドルと言っても過言ではないたら後ろからナイフでHSされる黒猫少佐です。
間借りさせてもらってるVentriloのサーバーが、ピーク時間帯に満員で入れない事があり、
「ベント入れないよ・・・うわーん!なうしか落ちろ!」
なんて事があるので、Mumbleサーバーを自前で立て、Mumbleを導入しました。
なので未導入のクランメンバーの諸君はwikiのMumbleのページを見て導入するように。
サーバーアドレスとかはゲーム内とかIRCで聞いてくれ。IRCほとんど入ってないけどな。

ここからはサーバーの設定のお話。
同じような状況に陥ってるクランの方や身内でMumble使いたいって人向けの簡単な説明です。
ちなみにリソースの余ってたサーバーがWindows2000だったので、Windowsサーバー向けの話です。
Linux使ってサーバー立てる人はわかると思うので。(deb系ならパッケージもあるし、initスクリプトものってるし。)

でははじめましょう。
まず、サーバーにするWindowsのDirectXを最新にしてください。これはクライアント側のPCもやってた方が良いです。

次にここからMumbleをダウンロードし、インストールしてください。
Windows用のパッケージには、クライアントソフトのMumbleと、サーバーソフトのMurmurが一緒に入ってます。

インストールが終了したら次は設定です。
Mumbleインストールディレクトリ(デフォルトだと"C:\Program Files\Mumble")にある、
murmur.exeがサーバーソフト、murmur.iniがその設定ファイルです。
起動オプションで他の設定ファイルを読み込む事も出来ますが、まあそういう話は抜きにして進めていきます。

murmur.iniをメモ帳などのテキストエディタで開いてください。
必要最小限の項目の簡単な説明をしますので、自分の環境にあった設定をしてください。
行頭に#のある行はコメントです。

welcometext="<br />Welcome to this server running <b>Murmur</b>.<br />Enjoy your stay!<br />"
ここにクライアントがサーバーに接続した時に出るメッセージを設定します。
htmlタグが使えるようです。

port=64738
Mumbleで使用するポートを指定してください。
ここで指定したポートは、ルータやFireWall等の設定をし、TCP・UDP共に外部からアクセスできるようにしてください。
MumbleのコントロールにTCP、音声通信にUDPを使用するようです。

database=
ここは何も入れなくてもかまいません。
デフォルトでSqliteというデータベースが使用されます。
他のデータベースも使用できるみたいです。

serverpassword=
サーバーへ接続する為にパスワードが必要とする場合、ここにパスワードを指定してください。

bandwidth=5000
クライアントから送信される最大データ量の設定です。byte単位の指定っぽいです。
クライアント側の設定でデータ量が変わるのですが、
1クライアントあたりの設定なのか、合計での設定なのかよくわかりません。
( Maximum bandwidth (in bytes per second) clients are allowed send speech at. だから合計なのかな?いやspeechだから1クライアントあたりなのかな?)
まあ多めに設定しておけば大丈夫だろうという安易な考えで5000000にしてます。

users=50
サーバーに接続できる最大人数を設定してください。

設定が終わったら保存してください。

次にsuperuserのパスワードの設定をします。
superuserはサーバー管理者です。superuserアカウントでログインする事により、チャンネル作成・削除やチャンネル毎の権限の設定、BANユーザーの管理等を行えます。

murmur.exeに起動オプションを付けて起動すればいいのですが、簡単なやり方を言うと、
murmur.exeのショートカットを作成し、ショートカットを右クリック→プロパティを開き、
リンク先の部分をこのように書き換えます。
"C:\Program Files\Mumble\murmur.exe" -supw PASSWORD
PASSWORDの部分を設定したいパスワードに置き換えてください。
終わったらOKを押し、ショートカットをダブルクリックしてください。

<F>2008-03-03 0:00:00.000 Superuser password set on server1

のようなダイアログが表示されれば設定できてます。
クライアントの接続設定でユーザー名をsuperuser
パスワードを設定したものにしログインすれば、チャンネル管理等が行えます。

これでmurmurの設定は終了です。murmur.exeを起動し、クライアントを接続、
クライアントの設定でループバックテストをサーバーにして確認してみてください。

うまくいったなら設定は終了なのですが、このままだとログイン状態でないとmurmurが起動しません(Linuxだとinitスクリプトも公式に書いてあるから楽なんだけどね)。
タスクに登録でOS起動時に起動させてもいいのですが、設定を変更した時などのmurmurの再起動が面倒です。
そこでXPなら公式のインストールガイドに書いてあるやり方でサービスに登録できると思います。
自動起動にしておけばPC起動時に起動してくれます。
コンパネ→管理ツール→サービス から起動終了の管理が出来ます。
(サービスから終了させてもdbus-daemon.exeは残るかもしれません。また、起動しても接続できない場合は、-ini "murmur.iniへのフルパス"を追加してみてください)

2000だと2003用のresourcekitがインストールできない(2000用もあるが別途購入しなければならない)ので、
別のソフトウェアを使用し、サービスに登録しました。
まあ2000使って立てる人はあまり居ないだろうから、希望が出たら追記します。


お疲れ様でした。これでMumbleサーバーの設定は終了です。
高音質・素早い反応のMumbleでよりいっそう楽しいゲームをしましょう!
クラン戦のときはお手柔らかにね;P

追記メモ
ユーザーの登録方法
spliteで以下のSQL文を実行
insert into players (server_id, player_id, name, email, pw) values(1, 'player_idの最大+1(かぶらなければOK?)', 'USERNAME', '', 'PASSWORD');
emailはnullでOK
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